タイトロープ

人生綱渡り。決心のきっかけはいつも時間切れ。

乃木坂46、29thシングル選抜発表についての雑感

うーん、そっかぁ、五期生かぁ...って感じ。

いや、そこに入る子のポテンシャルを疑ってるわけじゃなくて、やり方そのものに不安というか不信がね。
どうしても7thの時の堀ちゃんを思い出してしまう。
あれは本当にただの話題作りって感じで、メンバーもファンも得しないクソサプライズだったので。
 
ただあの時は全てが初めてのことでメンバーも運営も手探りだったけど、今はあれを経験した一期や二期が居てのことなので、互いのケアは出来るのかな?
五期の売り出し方を見ても、孤立させないようにする運営の姿勢は見えるし。
 
選抜の人選については毎度のことだけど、僕は誰が選ばれても嬉しいし誰が選ばれなくても悲しいので、何とも言い表し難い。
それ言い出しちゃうと選抜・アンダーって方法がね...。大人数Gゆえに仕方ないと言ってしまえばそれまでだし、ベターな方法も思いつかないのだけど。
 
活動領域が広がってアンダーの子も個人での活躍の場は与えられてるけど、グループとしての活動っていうとテレビ(歌番組や乃木中)への出演がメインだから、やっぱりメディア露出の面で大きな差があるのは疑いようがない。
乃木坂に当たるスポットライトが強くなればなるほど、そこが浮き彫りになってくる。光が強くなればなるほど影も濃くなるわけで。
選抜に入れなかった子たちにも、もっとグループとしてファンや一般層の前に露出する機会を与えて欲しいなと思う。
 
そこにまつわるメンバー自身の葛藤は、各所で語られる彼女たちの言葉(ポジションに拘らなくなったとか、前に立つ子の背中を支えたいとか)を聞く限り、強い気持ちで乗り越えられるようになったんだなとは思う。
でもグループとしての成熟度が上がってそういった考え方が浸透していったとしても、個人の悩みがなくなるわけじゃないし。
一期の活動時期に当て嵌めて考えれば
三期→インフルエンサー歌ってた頃
四期→命は美しい歌ってた頃
に相当してて、あの頃の先輩たちは絶賛葛藤中だったことを思えばお察し。
 
特に、先輩の卒業ラッシュを経て緩やかにバトンパスが行われつつある今の状況で、急いで五期を入れなきゃいけない理由は無さそうなものだけど。後輩を育てるのが急務だった時期はもう過ぎて落ち着いてると思ってたので。
それとも、次の卒業ラッシュが控えているのか...。それは考えたくないねぇ。
 
なので、とにかく今回のは驚きというか何というか。
グループ全体としていろいろな変動や葛藤を経験して、本当に大きな括りでいうところの「2ndシーズン」が始まったのかなという印象です。
 
ちょっと否定的な含みで書き始めたし、いろいろゴチャゴチャと考えてしまうところはあるけど、これからの姿に期待してワクワクしているのは本心です。
先輩たちが愛して信頼する後輩に乃木坂46を託していったのだから、彼女たちの未来は明るいと信じています。
 
追伸:
「センターは後日46時間TVで発表」っての笑ってしまった。
選抜発表で選抜発表しないって新しすぎるでしょ。w