タイトロープ

人生綱渡り。決心のきっかけはいつも時間切れ。

乃木坂楽曲全曲ソート・2022年10月ver. 延長戦

先日、楽曲ソートのトップ10を書きました。

hide-b247.hatenablog.com

40位まで抽出したので、11位以降の楽曲を挙げていきます。
ここからはカウントアップで、今回は25位まで。

 

11位 僕が手を叩く方へ
エモさの塊のような曲(説明の放棄)。序盤の暗い曲調はちょっと驚きましたけども。Bメロの辺りから力強さを増していって、迷いを吹き飛ばすようなサビの盛り上がりが大好きです。そして何より、クラップが最高に熱いですね!
 
 
12位 錆びたコンパス
あてどない荒野の旅を思わせる歌詞で、「キャラバンは眠らない」にも通じるような世界観ですね。キャラバン~~は先駆者の背中が一つの道標でしたが、これは道標さえも自身の手に委ねられているような、意識が更に一段高みに登ったことを感じられます。
元々好きな曲ではありましたが、ライブ現場で聴いたことで好き度がマシマシになりました。先日のアンダラでは、落ちサビで推しメン(北川悠理さんのことです)が腕もげて飛んでっちゃうんじゃないかってぐらいの勢いで腕振りかざしててメチャメチャ元気もらいました(笑)。歌い終わり、上の照明落として後光だけになってるところで悠理ちゃんが思いっきり髪振り上げてるシルエットもカッコ良くて惚れました。
 
 
13位 風船は生きている
例によって曲調から入って好きになりました。歌詞は自分の解釈が定まってないけどそれでも上位に来たのは、この曲が、僕が北川悠理ちゃんを好きになったきっかけの曲だからです。目を閉じれば、この曲で楽しそうに踊る悠理ちゃんの姿が浮かびます。
詳細は↓こちら↓のエントリーを読んでいただければ。

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このエントリー、実は悠理ちゃん語りのおかげで13位の説明が自分の想像を遥かに超えて長くなりすぎたために記事を分けたものです(笑)。
賛同は得られにくいかもですが、このアンダラの時から、この曲は僕にとって北川悠理の曲になりました。ゆーて本人は曲にそこまで執着してないだろうけど。まぁ、それはそれで構わない。とにかく僕がそう思いたいんです。悠理ちゃん大好き。
2曲連続で悠理ちゃんエピソード絡んできたのはホントにただの偶然です。
 
 
14位 僕のこと、知ってる?
乃木坂ドキュメンタリーの2作目、「いつのまにか、ここにいる」の主題歌ですね。このドキュメンタリー映画については思うところが多々あり、以前にもエントリーを書いています。
そこでも書いたけど、この曲からは、有名になりすぎた苦悩や、実感のない評価による足元の不安定さや空虚感といったものが読み取れます。あくまでも秋元康の書いた詞ではありますが、歌詞の中の「僕」はおそらく乃木坂ちゃんの投影なのだと思います。
乃木坂メンバーの絆の強さは、そういった悩みや不安の裏返しでもあるのだろうと、常々考えています。ファンである自分が彼女らを檻の中に閉じ込めてしまっていないか?という自問自答は常に付きまとうし、同時に、僕らの目に映っているものは彼女ら一人一人の人生そのものであって、本当に重くて尊い存在なのだということを、聴くたびにしみじみと実感させられる曲です。
 
 
15位 絶望の一秒前
「〇番目の」シリーズを2作で終わらせた功績は大きいです。ここで断ち切らないと永遠に繰り返す呪いに化けるとこだったからね()
歌詞はネガティブなワードが並ぶけど、この「僕」はすでに闇を抜け出すヒントのようなものを掴みかけていて、「漆黒の闇が来る」と言いながらもその先に光が見えるのだと信じていることでしょう。そして、絶望に覆われる一秒前に、結局は自分の心次第だと気付いたのだと思います。それゆえのタイトルかなって。
暗くとも広大な宇宙を思わせるような、スケール感の大きいサウンドも好みです。歌詞・曲調ともに、宇宙を暗中模索で進む様を連想させ、この曲でデビューとなった5期生にうってつけの曲だと感じました。
 
 
16位 価値あるもの
まんま、推しメンを想うヲタク君の曲じゃん...となって、聴くたびに心を全方位からメッタ刺しにされます。でも好き。←
2001年組、好きな子が多くて自分的には大正義ユニットなので、こんな素敵な曲を歌ってくれてありがとうの気持ちでいっぱい。
MVは「2001年」ってワードから安直に連想したのであろう「2001年宇宙の旅」をオマージュしたかのような作りで、正直あんま納得いってないです。
 
 
17位 全部 夢のまま
お互いに好きで一緒になったはずなのに、何故すれ違ったりケンカしたりしてしまうんでしょう。そうやって徐々に好きな気持ちが磨り減って、不満の方が積もってしまう。不思議なものです。
それでも互いに歩み寄って修復できれば良いんだけど、大体この主人公みたいに、現実と向き合いたくなくて内向きの思索に逃げ込んでしまうんですよね。愛すべき弱みでもありますけど。人の性というか。ウダウダと悩む不甲斐ない人間の物語。自分にも覚えがあります。
康氏、こういう男の物語を描きがち?けど大好物です。
昔のディスコミュージックにも通じる曲調で、これもまたおっさんの琴線に触れました。
主人公は最終的に、傷ついてでも夢の世界と決別する道を選んだようです。
その決断が必ずしも幸せな結果に結びつくと限らないけど、積極的であれ消極的であれ、本人が為した決断は糧になることでしょう。(マジメか)
 
 
18位 滑走路
蘭世の「どうするの?」で毎度毎度「どうしましょう?!」って頭抱えるおじさんやってます。「意外BREAK」にも通じるエッセンスがあって、大人の恋模様を連想させる歌詞とシティポップ感が大好きです。
滑走路という比喩が巧いなって思います。助走していることを言い訳にして永遠に飛び立てない(飛び立とうとしない)情けない過去の恋を思い出して、一人勝手にダメージ受けてたり。なんか四畳半神話大系みたいだ。
あと康氏が狙ったかどうかは知らんけど、この曲を歌うアンダーメンバーに対してのメッセージにもなり得るのかなと思った。「自信が無いなんて言わずに、君たちは今すぐにでも飛び立つ力を持ってるでしょ?」って解釈できるかなって。だとすれば、恋愛話にカモフラージュしてるけど、実は仕事や仲間やファンに対しての情熱を歌った曲...とも受け取れますね。
 
 
19位 Under's Love
激しいフラメンコ調のイントロにやられました。とにかくカッコイイ。
イントロとアウトロの「Ah,Ah」のところでパンパンっと手を叩くのも好き。ヲタクもやると楽しいから是非一緒に!(たぶんずっと言う)
歌詞はいろいろ議論というか波乱を呼んだ「アンダー」にも通じるものがあります。アンダーの境遇とか、そこに立つメンバーの心情に寄せた(つもりの)物語なのだろうと受け取りました。けど、情熱的な曲調の影響もあるのか「アンダー」ほどの悲壮感は漂っていなくて、小さくとも強い野望の炎が燃えているような印象を受けます。それゆえに、眉をひそめたりすることなく、純粋にパフォーマンスを見つめて応援できました。
何よりも、センターで踊るまあやがカッコイイです。気合いが漲っているのがビシビシ伝わってきて、そんな余計な心配を吹き飛ばす力強さに痺れました。
こちら側からメンバーの心情を察することはできないけど、アンダーセンターってポジションには、とても一言では言い表せない含みがあるのだろうと思っています。だからこそ、今後この曲がどのように歌い継がれていくのか気になります。
 
 
20位 他人のそら似
歌詞を読んだ時に「僕のこと、知ってる?」と同じ世界観をイメージしました。
たぶん、
街に貼られたポスター 誰かに似てるような
と、
それとも誰かに似てるだけか ドラマに出ていた女優だったか
が、リンクしてる気がしたからかな?
「自分はどこから来た誰なんだろう」という悩みを抱えていた「僕のこと~~」に対して、「君がどこの誰かは問題じゃない。君は君だよ」と歌うのが今作です。アンサーソングっていうのとは少し違うけど、同じ世界を違う切り口で見ているような感覚。あるいは「悩み惑う僕」と「迷いを振り払った僕」のパラレルワールドのような。
「誰も知らない世界に行きたい」と歌っていた乃木坂ちゃんが、いつの日か、芸能人だった自分を知らない誰かと知り合って、この曲のように恋をできたならば素敵だなと思ったりする。
もちろん、この曲はただ単にポジティブ過ぎる青年の恋愛ストーリーとも読み取れ、両作品には何の繋がりもない可能性は否定できません。でも「僕のこと~~」を大好きな僕は、繋がりを想像せずにはいられないのです。そうあって欲しい。
乃木坂結成10周年の曲でもあり、歴代の表題曲のダンスを取り入れたことでも話題になりましたね。「エモい」と評する声も聞こえたけど、自分的にはエモというより、お祭りソング的な受け止め方をしました。なので、そこは加点要素にはならなかったな...。w
 
 
21位 I see...
某〇MAP感で話題になったり、運営自ら「モンスター楽曲」と呼んじゃうのも納得のグルーヴ感。キャッチーなメロディとポジティブな歌詞で、「これこれ!欲しかったのはこれだよ!!!」ってなりました。ライブでも最高に楽しく盛り上がれる曲ですよね。
...って言いながら21位。
いやー、この順位は自分でも意外。もっと上に来ると思った。ゴメンよ。(誰に謝ってる?)
ヲタク人気も高いと思うし、ライブでは確実に盛り上がるし、非の打ち所は無いんですけどね。自分的に似た扱いの曲が今回もっと上位にランクインしてて、相対的にランク下がってしまった。本当にゴメン。(だから誰に)
でも好きでなくなったわけじゃないですよ!MVの4期生ちゃんを眺めた時の多幸感がハンパないし、初見の感動は全く色褪せないです。
あと、センターの賀喜遥香ちゃんは恋です。恋なんです。(日本語ナシ)
彼女を見てると恋しちゃうんです。圧倒的ヒロインの求心力。みんなで叫ぼうぜ。
「君の~ことが~好きだ~!!!」
 
 
22位 口ほどにもないKISS
若干のコミカルさもあって、とにかく全編に漂う可愛らしい雰囲気が大好きです。
大概、男子より女子の方が精神的に成熟しているもので、恋の駆け引きなんてどうしたって女子が優位です。解ってても自分を大きく見せようとしちゃう愚かしさとか、それを包む優しさとか、そういうものも含めて、この二人の関係性や愛情表現が堪らなく愛おしいです。背伸びしがちな男子の姿を女子側の目線で描いてるけど、それだけじゃなくて女子の側にも強がりとか大きすぎる期待が見え隠れするのもホッコリしちゃう。
思春期の現在進行形の恋愛を連想したけど、過去の恋の回想だと解釈できなくもない。そう思うと途端に切ない要素も生まれてくる不思議。
歌詞中の「(笑)」、僕は好きですよ!
 
 
23位 孤独な青空
自分の場合、曲の好みはメロディの好みで大方決まるけど、歌詞を全く気にしないわけでもない。歌詞の内容と曲調が乖離したものは好き度が下がるし、そもそも歌詞が好みじゃなければアウトになる。
で、この曲の歌詞は解釈の余地がありすぎて、自分の中での評価が定まっていない。その感想(というか思考の垂れ流し)だけで1エントリー書けるだろうと思う。でも開放感と疾走感溢れる曲調が好みすぎるのは勿論、何と言っても推しメン(橋本奈々未さんのことです)卒業コンサートの本編ラスト曲だという点のエモさで臨界に達しているので、歌詞の解釈はどうでも良くなってる。むしろ掘り下げたくないとさえ思っている。
この曲を歌い終えた彼女が頭上で握り締めた拳が、いつまでも網膜に焼き付いて消えずにいる。
先日の神宮ライブで林瑠奈ちゃんセンターで披露したアコースティックver.も素晴らしかったです。
 
 
24位 深読み
この曲のランクインは完全にライブ補正です。歌詞は抽象的なワードが多くて、正直意味解ってないです()
曲調は一昔前のダンスミュージックとかK-POPみたいな感じなのかな?これも普段の自分からすると、それほど好みってわけじゃないんですが。でもライブで気怠いビートに合わせて踊る乃木坂ちゃんがメッチャ格好良かったので(演出含めて)。特に推しメン(齋藤飛鳥さんのことです)の妖艶な表情とダンスが堪らんですばい。
 
 
25位 光合成希望
推しメン(西野七瀬さんのことです)のソロ曲の中で一番好き。本来もっと上位に好きな曲なんですが、今回のソートでは他の曲のプラス査定が多くて、少し下になりました。
この曲については既にエントリー書いたので省略するけど、とにかく彼女は僕にとって太陽にも等しい存在だということです。
興味ある方は↓こちら↓を読んでいただければ幸い。
余談:
卒業したメンバーの曲を勝手に歌うなって怒るヲタクが居るけど、後輩が歌ったってOGの思い出が消えるわけでも汚されるわけでもないのに不思議。他の人が歌った程度で上書きされる思い出なら大した思い出じゃないような気がするけどな。
こういう曲もどんどん後輩ちゃんに歌い継いでいって欲しい。
今になって乃木坂を知った人が、昔の良曲を知らないままでいるのは勿体ないし、推しメンの曲を聴いてくれないのは悔しいなと思うので。
何より、曲は乃木坂のものであってヲタクのものじゃないんだから、どのメンバーが歌おうと文句言う権利は無いと思われ。ヲタクの顔色窺って継承を押し出した紹介VTRとかもいちいち用意する必要無くて、メンバー自身が歌いたいと思う曲を好き勝手どんどん歌えば良いのにと思う。
 
 
今回はここまで。26位以降は別エントリーで。
 
 
*****12月5日追記*****
40位まで書きました。