タイトロープ

人生綱渡り。決心のきっかけはいつも時間切れ。

乃木坂楽曲全曲ソート・2022年10月ver. 再延長戦

さて、今回で楽曲ソート総括は終わりです。
1~25位はこちら。
 
ここでは残りの26~40位を紹介します。
 
26位 行くあてのない僕たち
曲自体も好きだけど、MV補正がデカいです。咄嗟から繋がる世界観がとにかくエモくて。
歌詞については、自分の中で賛否あります(笑)。刹那的な陶酔に溺れて、あるいは他に道が無くて、逃避行の先に破滅が待つと知りながらも突き進んでいくようなドラマチックな様を想像したのですが、
今なら戻れるよ 遅刻で済むけれど
このまま乗り込めば無断欠席

ってパートで「ただの学校サボリじゃねえか!!!wwww」って思ってしまった。
ただ、バイトで稼げて講義のコマも飛び飛びで自由に遊び回ってる大学生ならサボリだけど(自分がそうだったので)、中高生ぐらいだと仮定したら、己の世界を取り巻く壁をぶち壊すような大冒険なのかなと思い直してみたり。


27位 私、起きる。
この曲がソートで上位に来るヲタクってワリと少ないんじゃないかって思うけど、どうだろう?なんか好きなんです。
テクノっぽいけど優しめのサウンドと、メンバーの柔らかい歌声がマッチしてて、聴き心地が良いです。思春期ならではの憂鬱や焦燥感みたいな若干の後ろ向きな要素も含みながら、それでも前向きになれる歌詞が好き。あと、初めてMV観た時になぜか泣いてしまった。
そういえば、生田絵梨花ちゃんがMTVアンプラグドで歌ってましたね。
 
 
28位 Sing Out!
心の繋がりを意識した歌詞やクラップなど、世相にマッチしたバズる要素もあったはずなのに、結局いまひとつ伸びなかったなぁ...と残念で仕方ない。横アリライブでレクチャーされた振付も古の失われた伝承となってしまったし。ライブでの一体感に於いて、これ以上の曲は無いと思ってるんですけどねぇ。なんならライブの締めは乃木詩じゃなくて、これにして欲しいと常々思ってる。
あと、絶対に紅白で歌って欲しいです。日本中にこの歌が届くと良いな。


29位 Route 246
いろいろ言われてますが、僕は小室サウンド大好きです。なんだかんだ、青春と共にあった歌なので。
てなわけで、この曲も初めて聴いた瞬間からスッと耳に馴染みました。WOWWOWについては、この曲に限ったことじゃないし、AhだのOhだの唐突な英単語(?)で尺を合わせるのはJ-POP全般で30年以上前から叩かれてることなので今更かな。w
振付あんま好きじゃないんだけど、29thアンダラの個人フィーチャー企画でこれを踊った金川紗耶ちゃんを見て印象が変わりました。踊り方次第でいくらでも格好良くなるんだなと。
 
 
30位 毎日がBrand new day
わりと地味な曲かなとは思うのですが、とても好きです。恋というワードを用いつつ、それだけではなくて夢とか明日への希望とかを、温かく穏やかに歌い上げるのが良いです。
この歌詞のように、毎日生まれ変わった気分で新鮮な気持ちとチャレンジを忘れずに過ごせたら、どんなにか素晴らしいだろうと思います。まぁ、そんな前向きにも生きられないのが人の性というものですが。←
 
 
31位 ロマンスのスタート
恋の始まりのワクワクをストレートに歌った曲ですね。浮かれたって良いじゃない。恋は楽しいものです。恋の始まりってこうだよね、という気持ちを思い起こさせてくれる素敵な歌詞だなと思います。刺さりまくり。
ふいに僕は目覚めてしまった
電流走ったように
初めて(初めて)
君に恋をした
ついに僕は目覚めてしまった
今までとは違うんだ
刺激的な君との出会い
ロマンスのスタート

西野七瀬ちゃんがセンターを務めます。表題曲の「気づいたら片想い」のMVで泣かされまくったんだけど、楽しいはずのこの曲のMVでも大泣きしました。単純になーちゃんが可愛すぎた。対象が可愛いというだけの理由で泣けるのはヲタクの特権です。
振付も大好き。ライブで聴くとついつい体が小刻みに動いてしまう。
それはそうと、なーちゃん卒コンでなーちゃん不在のまま歌ったの今でも許してないです()


32位 シンクロニシティ
これはレコ大による補正ですね。厳密にはドキュメンタリー2(いつのまにか、ここにいる)による補正かな。あの映画が大好きなヲタクです。それでエントリー書いてるし。

hide-b247.hatenablog.com

出番の直前にSeishiroさんの呼びかけで円陣を組んで心を寄せ合って、正に曲の通りに、メンバーの心がシンクロしている姿を見せつけられました。あれほど感動的な曲披露はなかなか見られないよねと。
ヲタクと飲んでる時に速報でレコ大二連覇を知って大泣きしたのは良い思い出()



33位 当たり障りのない話
自分の経験にリンクする部分があるので情景をイメージしやすいです。更に言うと、僕の中では「行くあてのない僕たち」「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」と地続きの物語として刻まれています(まぁそれは追々)。
郷愁を誘うようなメロディと、終わったはずの恋への微かな未練をにじませる歌詞が大好き。
終わったことを完全に理解してるはずなのに、どうして思い出すだけで心臓がキュッとするのだろう。本当に不思議だ。
歳食って、そういう後ろ向きな懐古曲に感情移入しまくるおじさんになっちゃったよ...。若い頃も失恋ソングは聴いてたけど、どんな気持ちで聴いてたのかはもう忘れてしまった。昔の自分がこの曲を聴いたらどう思うのか知りたいな。


34位 指望遠鏡
TVアニメ「マギ」のEDテーマに起用されましたね(アニメは全く追ってないし、原作漫画も序盤を読んだだけでその後の展開は知らないのですが)。
冒険ファンタジーに合わせた、夢や希望を前面に押し出した開放感あふれる雰囲気が大好きです。こういう曲、聴いてるだけで泣いちゃうんだよなぁ...。
伊豆大島の壮大な自然を背景に撮ったMVも曲の雰囲気にマッチしてて良いですよね。最近はライブで歌っても、ダンスをちゃんとやってくれない気がする。寂しい。


35位 ありがちな恋愛
乃木坂の歴史やヲタクイベント的にこれといった大きな出来事とリンクしてなくて、ちょっと不遇感があります。せっかくのアルバムリード曲なのに目立ってないよね...。
メロディが好き。オープニングの合成音(?)とか、サビの畳みかけるような展開も良いです。(伝われ

ありがちな恋愛のその結末はどれも同じで
そう知らぬ間に二人 別の道を行く
愛よりも大切な夢を見つけたのなら
現実はいつだって退屈なものだ

若い頃の恋愛ってどれも自分の中では特別感があったけど、今になって省みると、おそらく他の誰しもが通っているであろう「ありがちな恋愛」だったんだなと。
自分は愛に生きるんだと信じて疑わなかったのは、いつ頃までだっただろう?そして、なぜ優先順位が変わってしまったのだろう。


36位 他の星から
推しメン(西野七瀬さんのことです)の記念すべき初センター曲です。「気づいたら片想い」で表題初センターが話題になりましたが、それより前の曲。リリース当時の僕はライト在宅ヲタでカップリングはそれほど気にしてなかったけど、なーちゃんがMVでフィーチャーされてたので、これはヘビロテしてました。
ライブ未体験だった15年初頭に原宿で開催された「乃木坂46カフェ」で、13年全ツ代々木ライブ映像が流れてて、この曲をライブ会場の爆音で聴くとこんなに印象が変わってカッコイイ曲になるのかと驚きました。


37位 意外BREAK
終わった恋への寂寥と決別を歌っています。泣きじゃくるでもなく、怒るでもなく、一人静かに思いを馳せる。大人の恋愛を感じさせますね。これを乃木坂ちゃんが歌ってくれたってのが本当に素晴らしい。お姉さんメンバー(白石、衛藤、松村、高山)で歌ってるのも良い。
おじさん僕的に90年代のシティポップ風のメロディがストライクゾーンど真ん中って感じで、とにかく大好きです。興味ある人は「VOCALAND」とか調べて聴いてみてください。吉沢梨絵ちゃん好きだった。オススメ。


38位 好きになってみた
恋に身を委ねる不安と期待をストレートに歌い上げる様子が何とも可愛らしいです。もう自分はそんな風に恋にドキドキワクワクする歳でもねぇなとブレーキ掛けてしまう斜に構えたおじさんですが、思い出に照らしてみると、確かにそんな気持ちを抱いていた頃はあったなと(トオイメ)。
とは言え、ここまで上位に入ったのは自分でも意外で、完全にライブ補正だなって感じです(もちろん好きな曲ではあります)。

この曲を歌ってる時の遠藤さくらちゃんが、本当に恋する乙女の顔なんですよね(そうなんや)。ライブでさくちゃんの表情を見ていたら、あの頃の感情がほのかに蘇ってきて、やっぱり恋って楽しいものだよねと再確認。


39位 初恋の人を今でも
タイトルだけでエモ死できそうなエモさです。初恋って、どうして思い出の中で美化されちゃうんでしょうね。ピュアだった自分を忘れたくないからでしょうか。
歌詞はどんな状況にも投影できそうな内容で、容易に脳内で映像化できるというか。幻想的な雰囲気漂うMVもまた、綺麗な思い出の中に仕舞われている初恋を連想させます。

三年が過ぎたんだね
君が街を離れた日から
風の噂を聞かないけど
夢は叶ったか?

初恋じゃないけど、似たようなシチュエーションは自分にもあったなぁとしみじみ。


40位 僕だけの光
まだ何者でもない自分への焦燥と、未来への希望が感じられる青春ソングです。ほとばしる衝動を全力でぶつけるような青春も良いですが、こんな風に静かに熱く燃える青春も良いですよね。
この曲は乃木坂ちゃんが高校生クイズのサポーターとして初めて出演した記念(?)の大会で、テーマソングとして起用されました。表題曲の「裸足でSummer」と同じく、1期生最年少の齋藤飛鳥ちゃんがセンターを務めています。当時の彼女は選抜メンバー中で唯一の現役高校生であり、彼女がお姉さんメンバーを率いる編成で高校生への応援ソングを歌うというのもエモさを加速しています。
何よりライブでの「hey!」が死ぬほど熱くなれるから早く復活させてお願い。

 

 
はい、ということで楽曲ソートの総括をしてみました。
改めて読み返してみて、自分ホント面白い文章書けないな...。
それでも、それぞれの曲についての感想で、何かしらヲタクの心に引っ掛かるものがあれば良いなと。